ローズの日には「恋の吐息」の『ブリーBRIE』チーズはいかが
2023年5月27日(土)
みなさま こんにちは。
緑の葉が、陽に輝いています。
その樹々の葉をゆらし、風が通り抜けていきます。
一年で一番美しい季節。いかがお過ごしでしょうか。
皆さま、友人に花束を贈るとき、その花の花言葉を、ひそかに伝えることがありますでしょうか。
「恋の吐息」とは、どんな花の花言葉でしょう。
こんなロマンチックな花言葉がふさわしいのは、バラです。
金沢のバラ園を訪れてください。
バラの香りと色と、そしてバラの名前に魅了されます。
花言葉は17世紀にオスマン帝国(トルコ)で名づけられ、英国では19世紀のヴィクトリア朝時代に流行しました。
世界には2,5000種を超えるバラがあり、毎年さらに新しい品種が生まれています。
植物の品種改良をする育種家(いくしゅか)の気の遠くなるような努力があってこそ。
実は不思議なことに、昔からバラの育種は男性が手がけることが多く、長寿なのです。
バラにつけられる名前は、ロイヤルファミリー、スターたち、神話、聖書、文学作品の登場人物など、魅力に満ちています。
ドイツの医師・博物学者。出島の三学者の一人、フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルトが英国に持ち込んだハマナスから、様々なイングリッシュローズが誕生しました。
シーボルト生誕200年を記念したドイツの切手
バラに秘められた物語をひもとくRosy Juneです。
6月2日はローズの日(6(ロ)ー2(ズ)=(バラ)の日)です。
愛と美の象徴として扱われることが多いバラを楽しむ季節になりますね。
今日はバラに形を整えたチーズをお持ちしました。
うすくスライスした白カビタイプの『ブリーチーズ』を用いて、薔薇の花にみたてました。
フランス産の生乳から作られた、クリーミーでやわらかい食感のスライスチーズです。
ミルキーでやさしい味わいで、サラダやサンドウィッチ、オードブルなどのお料理にもお勧めです。
プロセスチーズのスライスチーズでも作れます。
溶けるタイプのスライスチーズの方が柔らかいので扱いやすいですよ。
溶けるタイプと、そうでないタイプで、同じプロセスチーズでも違いがあります。
原料はミルクなのに、いろんな色や硬さが違うチーズって面白いですよね。
これから夏にかけてはシャンパンや白ワイン、水出し冷茶など、さっぱりした飲物楽しむ機会が増えます。
旬の野菜やチーズと、季節に合わせたお飲み物があれば、おもてなし力がアップしますね。
毎月、月末に「旬のチーズと季節のしつらい」を学ぶレッスンを行っています。
美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて、北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。
2か月に一度、オンラインレッスンも開催しています。
自宅にいながら、インターネットを利用して、チーズとおもてなし力をアップしていただけます。
チーズの盛り付け方や、おもてなしの工夫をお伝えしております。
6月18日(日)には、チーズと工芸をテーマにしたチーズセミナーを「ITビジネスプラザ武蔵」で開催します。
チーズのカット技法や金沢の工芸を用いてチーズ料理を楽しみます。
また、チーズ専門店員が教える、チーズの選び方のコツや保存方法など、充実した内容のセミナーです。
そして、日本でも珍しい、石川県産の羊乳チーズの試食を予定しています。
8月20日(日)には、夏にお勧めのチーズを楽しむイベントを開催します。会場は、間明町(まぎらまち)の金沢チーズプラッターです。
100年以上の歴史を持つ『柚餅子総本家中浦屋(ゆべしそうほんけなかうらや)』が長年培った(つちかった)菓子作りの技を活かした 濃厚フレッシュチーズのお店です。
詳細・申し込みは、NPO法人チーズプロフェッショナル協会のWEBサイトをご覧ください。
【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】