「飛躍の年=卯年」のはじまりは『Brise de mer CAMEMBERT』で「雪うさぎ」
2023年1月21日(土)
みなさま こんにちは
2023年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の干支(えと)は「卯(う)の年」ウサギ年です。
十二支(じゅうにし)では4番目。「卯(うさぎ)年」は、芽を出した植物が「成長」する象徴といわれています。
また、ウサギは足が速くて躍動感があるので「飛躍」の象徴にもなっています。
小学生の頃、白い雪で体を作り、赤いナンテンの実を目に、葉っぱを耳にした「雪うさぎ」を作ったこと。なつかしいです。
今日は「雪うさぎ」をイメージして、白いカマンベールチーズに、ピンクペッパーで赤い目に、あしらいの葉っぱを耳にみたてて、お持ちしました。
いかがですか?
昨年、国産ナチュラルチーズのコンクール「Japan Cheese Award2022」で最優秀グランプリに輝いた白カビのチーズ「Brise de mer CAMEMBERT(ブリーズ・ドゥ・メール カマンベール)」です。
Brise de merはフランス語で「潮風」を意味します。
カマンベールチーズの原産国は、フランスの北西部に位置するノルマンディ地方です。酪農やリンゴの名産地です。
今日ご紹介する『Brise de mer CAMEMBERT』は、フランスのノルマンディ地方で有名な「イズニーサントメール酪農協同組合」と、日本の「タカナシ乳業」の業務提携によって生まれました。
北海道の根室と釧路の間に位置する根釧(こんせん)地区で造られている国産ナチュラルチーズです。
チーズ工房と同じ敷地内に牧場があり、放牧主体で育った生乳を使っています。
ノルマンディの伝統的製法「MOULE A LA LOUCHE(ムー・ア・ラ・ルーシュ)」を採用しています。
ミルクのたんぱく質が固まった、お豆腐のような状態のカードを、ルーシュというお玉のような柄杓(ひしゃく)を使って、モールドという、丸い筒の型に注ぎます。お豆腐から水分がでてくるように、ゆっくり、ホエイと呼ばれる水分が出てきます。その後、時間をおいて再びカードをルーシュでモールドに流し込み発酵を促します。この作業を5回繰り返すことで、独自の深い味わいが生まれます。
乳酸菌や白カビにもこだわって作られた、深みのある本格的味わいのカマンベールです。
むっちりとした食感は、ノルマンディ牛のミルクによる力です。
フランスの経験と伝統、そして日本の技術が結束して仕上がった、グローバルなチーズです。
りんごからつくったスパークリングワイン「シードル」やリンゴジュースと合わせたり、干し柿とも相性がいいんですよ。
Brise de mer CAMEMBERTは、オンラインショッピングで購入が可能です。チーズの原料であるホルスタイン牛とノルマンディ牛のイラストを刻印した、かわいらしい経木のパッケージに入っています。
一つ250gのサイズは、おもてなしの席を華やかにします。
保存の際は、チーズが流れ出さないよう、折りたたんだ厚手のアルミ箔をカット面に当て、もともと包んであった紙でくるみ、経木のパッケージに戻し入れ、冷蔵します。2、3日に1回、容器ごと上下をひっくり返すと、熟成が均等に進みます。
賞味期限は60日ですから、毎日一切れずつ、チーズをいただくと、熟成による味わいの変化を楽しむことができます。
【アニメーションで見る「Camembertの扱い方」】
飛躍の年、世の中が動き始めていますね。
1月27日から2月5日、東京ドームで開催される恒例の「テーブルウェアフェスティバル2023」に「飛翔」をテーマにした作品を展示します。
毎月、月末に旬のチーズと季節のしつらいを学ぶレッスンをしています。
美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。
【12月末のレッスンの様子 テーマ:御節チーズBOX】
お問い合わせはコチラより。
金沢の四季の移ろいと、旬のチーズの楽しみ方を、この番組でご紹介してまいります。
【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】