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2020/3/1(日)インスタ映えする、花見のチーズプラトー講座@クリナップキッチン 申込受付中

楽しいチーズプラトーは、食卓を華やかにし、おもてなしをぐんとアップします。
季節に合わせたインスタ映えするチーズのカット方法、家庭での楽しみ方、
おしゃれな盛り付け方をご紹介します。チーズの知識や取り扱い方などもご説明します。
実際にチーズをカットして盛り付け、香り高い飲み物と共に、テイスティングします♪
 
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(画像はイメージです)
 
日   時  2020年3月1日(日)11:00~14:00
受付時間   10:45~
定   員  12名
費   用  3,800円(チーズ・副食材・容器付)
メニュー   チーズ3種程 サラダ 相性の良いパン お茶
備   考  エプロン、ハンドタオル、容器の持帰袋をご持参ください。プラトーの器をプレゼント!
 
お申し込みはこちらからお願いいたします

2020/2/20(木)チーズの王様パルミジャーノ・レッジャーノ講座@クリナップキッチン 開催しました

3000年の歴史を持つイタリアチーズの代表格「パルミジャーノ・レッジャーノ」
黒と白ぶちのホルスタイン種が主流ですが、“赤牛・白牛”と呼ばれる品種があります。
その違いや、歴史、チーズの魅力、レシピをご紹介します。
実際にチーズをカットして盛り付け、香り高い飲み物と共に、テイスティングします♪
 
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(画像はイメージです)
 
日   時  2020年2月20日(木)11:00~14:00
受付時間   10:45~
定   員  12名
費   用  3,800円(チーズ・副食材・容器付)
備   考  メニュー   チーズ3種程 サラダ 相性の良いパン お茶
       エプロン、ハンドタオル、容器の持帰袋をご持参ください。器とナイフをプレゼント!
 
 
お申し込みはこちらからお願いいたします

第22回チーズ検定を2020年3月8日(日)9日(月)に開催 申込受付中

第22回チーズ検定を2020年3月8日(日)9日(月)に、金沢市上柿木畠にて開催します。

【チーズ検定】
201912301435.pngチーズに興味を持ち、周りの人よりチーズのことを知っている、そんな方に最適の検定試験です。チーズの名前や産地、作り方や風味、チーズを取り巻く周辺話などを選択式で出題いたします 。この検定に合格をすると『コムラード・オブ・チーズ』を名乗ることができます。
コムラード(Comrade)とは仲間や同志と直訳されるとおり、食の文化遺産でもあるチーズに集う、チーズをこよなく愛する人たちを指します。
自称チーズ通ではなく、この検定を通して理解度を深め、『コムラード・オブ・チーズ』を高らかに宣言しましょう!

【開催内容】
第1部 講習会
チーズプロフェッショナル協会が認定するチーズ検定講師が専用テキストを用いて、チーズの基礎講習を行ないます。
座学形式。試食や実演はありません
専用テキストは事前にお送りします。当日お持ちください。
 
第2部 検定試験
テキストおよび講習会内容より出題します。
試験時間は40分。多岐選択問題(マークシート方式)。
試験開始20分経過後、退室可能です。
試験問題は持ち帰ることができません。
全問題の75%以上正解を合格とします。
合否発表は、後日文書にて行ないます。
合格者には「コムラード・オブ・チーズ合格証」とバッジを送ります。
 
受験料
10,000 円(税込) *テキスト代、受験資格受講料、受験料が含まれています。
 
締切日
2020年2月6日(木)
 
 
【開催日時】
2020年3月8日(日) 13時10分~16時40分 
2020年3月9日(日) 14時10分~17時40分 
 
【開催場所】
早川浩之の内科医院(石川県金沢市上柿木畠2-4)
※金沢市役所より徒歩2分
 
【担当講師】
早川由紀(チーズプロフェッショナル協会理事)
 
【申込先】
3月8日:https://cheesekentei.com/place_detail/?id=907
3月9日:https://cheesekentei.com/place_detail/?id=909
 

2020/1/12(日)インスタ映えする初春のチーズプラトー講座 申込受付中

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チーズの産地や種類、飲み物との相性や家庭での楽しみ方、上手にできる切り方、おしゃれな盛り付け方などをご紹介します。

美しいチーズプラトーは、食卓を華やかにし、おもてなし力をぐんとアップします。

実際にチーズプラトーをつくり、香り高いお茶と共に、テイスティングします♪






日時 2020年1月12日(日) 11:00~14:00 (受付10:45~)


定員 12名


会場 クリナップショールーム(〒160-0023 東京都 新宿区西新宿3丁目2-11)


受講費 3,800 円(チーズ・副食材・容器付) チーズプラトー パン サラダ 芳しいお茶


持ち物 エプロン、ハンドタオル、持帰袋


詳細はこちら>>


 

201991421442.jpgのサムネイル画像2019年7月7日(日)に開催した「インスタ映えするチーズプラトー講座」の模様はこちら

 

2019102116432.pngragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">お申込みはこちらのフォームに必要事項をご記入ください

テーブルコーディネート・コンテスト2019でベスト・オブ・コーディネート賞を受賞しました

「テーブルクロスの専門店〈テーブルレシピ〉が開催する、年に一度のテーブルコーディネート・フェスが、10月5日(土)から10月11日(金)まで、日本橋人形町のBlooming中西ショールームで開催されました。
 
全国の応募者の中から、おもてなし部門10卓、ディリー部門10卓が予選を通過。会期中に作品を展示し、来場者による投票式のコンテストが行われました。
 
今回、予選通過することが叶い、私も作品を展示させて頂きました。
 
石川県の九谷焼や、輪島塗、山中塗、金沢の水引、祖母から受け継いだ加賀蒔絵をはじめとする器を用いて、テーマである「令和初のお正月」のコーディネートをしました。
 
そして最終日の最終日の10月11日、表彰式にて「ベスト・オブ・コーディネート賞」を受賞させていただきました。

 ※入選作品一覧:https://table-recipe.com/shop/pages/festival_results2019.aspx
 

テーマは、〈 輝く「人日の節会」〉です。
希望にあふれる一年と、平和を祈り、祖母から譲り受けた漆器の折敷と、現代の折敷を重ね、 時の流れを表現しています。

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令和初のお正月を「人日の節会」に祝います。
希望にあふれる一年と、平和を祈りつつ。
祖母から譲り受けた漆器の折敷と、現代の折敷を重ね、
時の流れを表現します。
クロスは吉祥文様の扇が織り込まれた萌黄色。
故郷金沢の水引が、さまざまな正月飾りを彩ります。
ガラス器には、冷製の加賀料理を。
九谷赤絵のカップには、温かい七草粥を。
 
 
 
会期中、会場にお立ち寄りいただきました皆さま、応援していただきました皆さま、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
 
ブルーミング中西の皆さま、機会を与えて頂きありがとうございます。
 
展示会場でご一緒させていただきましたコーディネートの先生方、大変勉強なりました、ありがとうございました。
 
お写真はカメラマンの小松勇二様に撮影していただきました。ありがとうございます。
 
この場をお借りしまして、皆さまに御礼を申し上げます。
 
これからも精進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
早川 由紀 拝

 

 

コーディネートフェス2019

《開催日時》
2019年10月5日(土)〜10月11日(金)
開催時間
10:00~17:00(ご入場16:30まで)
※最終日は10:00~13:00/ご入場12:00まで
入場料無料
住所
〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町 3-2-8
ブルーミング中西株式会社 名花館2階
※1階店舗よりご入場いただけます。
 
 

 


北國新聞、中日新聞に取材を頂きました

 


 

10/20(日)おもてなしのチーズプラトー講座@クリナップキッチン

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チーズの産地や種類、飲み物との相性や家庭での楽しみ方、上手にできる切り方、おしゃれな盛り付け方などをご紹介します。
美しいチーズプラトーは、食卓を華やかにし、おもてなし力をぐんとアップします。
実際にチーズプラトーをつくり、香り高いお茶と共に、テイスティングします♪



日時 2019年10月20日(日) 11:00~14:00 (受付10:45~)

定員 12名

会場 クリナップショールーム(〒160-0023 東京都 新宿区西新宿3丁目2-11)

受講費 3,800 円(チーズ・副食材・容器付) チーズプラトー サラダ 芳しいお茶

持ち物 エプロン、ハンドタオル、持帰袋

詳細はこちら>>

 

201991421442.jpgのサムネイル画像2019年7月7日(日)に開催した「インスタ映えするチーズプラトー講座」の模様はこちら

 

お申込みはこちらのフォームに必要事項をご記入ください

5/27(月) 美味しく素敵なしぐさで「ル・グリル ドミニク ブシェ」星付きレストランで実践マナー

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注目の素敵なお店で美味しくお食事をいただきながら楽しくマナーを身につけましょう。
今さら聞けないと思っている気がかりなしぐさや姿勢など、工夫やポイントを学びます。

講座日:5月27日(月)
時間:12:00~13:30頃
会場:ル・グリル ドミニク・ブシェカナザワ
   
金沢市香林坊1-1-1アトリオ3階
(お店)076-208-6840 
講師:早川由紀(食環境コーディネータおもてなし講師) 

当日担当:丹後 070-1312-3384
    ※駐車場はございません。北國パーク、せせら
    ぎパークをご利用下さい(サービス券有)

申し込み:丹後 070-1312-3384

関連URL(北國新聞社文化センター)
http://hokkoku.bunkacenter.or.jp/kz_list.php

5/17(金) 5/18(土) 入門講座 日本酒の酛/チーズとのペアリングを探る@The Cheese Room にて開催

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日本酒ビギナーの方に、日本酒の味や特徴を分かりやすくお伝えします。
チーズと日本酒のペアリングはとってもお勧めです。様々なお酒を試飲しながら、日本酒の楽しみ方を深めてみませんか。
 
「山廃」や「生酛」とは何のことでしょう。日本酒における大切な「酛」について、明確に説明できるようになりましょう。実際に4種の日本酒を試飲し、4種のチーズを試食しながらフードペアリングについても探求します。
 
◇講師からのおすすめポイント◇
今、世界でも注目されている日本酒。国内では日本酒女子率が急上昇。そんな日本酒の魅力に迫ります。
2020 年の東京オリンピックに向けて、世界の人々に日本酒を伝えられるようになりませんか。
 
 
【場所】
THE CHEESE ROOM academie
東京都中央区銀座2-12-10 藤ビル2F
 
【日時】
5月17日(金)、18日(土) 14 時~16 時 (単発)
 
【講師】早川由紀
 
【受講料】
受講料:一般:6,000円
TCRメンバー:5,500円(税抜)
 

【申込先】
https://the-cheeseroom.com/school/products/detail.php?product_id=819

チーズ&ワイン検定 合格講座 4月12日より開催

チーズ&ワイン検定 合格講座 を フラワー&テーブルコーディネーター鬼頭郁子先生のサロンにて開催させていただいております。

 

第1回目の講座を4月12日に開催しました。

 

午前中の「チーズ検定 合格講座」では、チーズの種類と特徴を知り、チーズの選び方や買い方、実用的な知識を身につけていただくことを目的に、第1回目はチーズの歴史や、チーズのタイプ、各国のチーズ事情をお伝えさせていただきました。チーズのテイスティングでは、イタリアのタレッジョ、ギリシャのフェタ、イギリスのセージダービー、日本のさくら、ドイツのエーデルピルツケーゼを通して、チーズのタイプ違いを体験していただきました。

 

その後は、ランチタイムです。鬼頭先生が美しく美味しいミモザサラダとムール貝のパスタをお料理してくださいました。


 

午後は「ワイン検定 ブロンズクラス 合格講座」です。第1回目は、ワインの造り方、主な生産国、歴史など、ワインの基本となる部分をお伝えさせていただきました。スパークリングワインの飲み比べ、同じ品種でロゼと赤の飲み比べ、単一品種によって醸造した赤ワインと品種をブレンドして醸造した赤ワインの飲み比べをしました。

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とても素敵な参加者の皆さまに、心より感謝申し上げます。また、お料理を含め、テーブルコーディネートをしていただきました鬼頭先生に、深く感謝を申し上げます。

次回も精一杯努めさせていただきたく存じます。宜しくお願い致します。

 

(※写真は鬼頭先生に撮影していただきました。先生、ありがとうございます。)

 

 


 

http://musee.co.jp/サイトより

普通のチーズ講座・ワイン講座ではありません!どうせ学ぶなら、テーブルコーディネートも素敵。正式なチーズ&ワインのマナーもレクチャーします。

「チーズ検定 合格講座」

少量で効率よく栄養を摂ることができるチーズ。その栄養価は人間の身体にとってベストバランスといわれています。
チーズに興味を持ち、周りの人よりチーズのことを知っている、そんな方に最適なのが「チーズ検定」です。
チーズの種類と特徴を知り、チーズ選び方や買い方、家庭で上手に使い切る方法など、実用的な知識が身につきます。
この講座では、チーズ検定合格を目標に、チーズの歴史、原料、製造方法、タイプ、世界のチーズなを習得します。

 

4月12日(金)/5月10日(金)/6月14日(金)11時から12時30分

第一回 4月12日 チーズを知る
チーズの歴史/チーズのタイプ/各国のチーズ(イタリア、ギリシャ、イギリス、アメリカ、日本、ドイツ)

第二回 5月10日 チーズを利く
ミルクについて/チーズの造り方/各国のチーズ(フランス・スペイン・スイス・デンマーク・オランダ)

第三回 6月14日 チーズを彩る
チーズの楽しみ方/食や飲み物とのペアリング

各回、試飲試食あり
全3回27000円(税込)

お申込みは、info@musee.co.jp

※途中でランチ休憩(12時30分から14時)をとり、下記のワイン講座があります。2講座通しがお勧めです。

「ワイン検定講座 ブロンズクラス」

ワインが好きで色々飲んでいるけど、今ひとつ分からない。気軽にワインを勉強したい。そんな方にお勧めの「ワイン検定 ブロンズクラス」。
ワインの入門編として、家庭でワインを楽しく飲んでいただける知識を習得します。合格すると、より上級のシルバークラスへの受験ができます。
この講座では、ワイン検定合格を目標に、ワインについて習得します。

月12日(金)/5月10日(金)/6月14日(金)14時から15時30分

第一回 4月12日 ワインとは?
ワインとはどんなお酒なのか、色々なワインのつくり方、主な生産国、歴史など、ワインの基本となる部分を学びます。

第二回 5月10日 ワインを味わう
ワインの味わいを決める要素は、原料であるブドウと、気候[天]、土壌と地形[地]、つくり手[人]の4つです。それぞれがワインの味わいにどのような影響を与えるのかを学びます。

第三回 6月14日 ワインを楽しむ
ワインとお料理を合わせる際のポイントや、ワインを飲む際の適温、失敗しない栓の開け方など、実際にワインを楽しむ時のコツを学びます。

各回、試飲あり
全3回27000円(税込)

 

講師 早川由紀
チーズプロフェッショナル協会認定チーズプロフェッショナル
日本チーズアートフロマジェ協会認定フロマジェ
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートCertified Specialist Of Wine
米国ワイン エデュケーター協会認定
フランスチーズ鑑評騎士
Guilde Internationale des Fromagers Compagnon de Sainte-Uguzon
NPO法人チーズプロフェッショナル協会理事
有限会社WAKONN 代表取締役

【レッスン会場 】
汐留教室
大江戸線汐留駅から徒歩2分
JR新橋駅から徒歩10分、浜松町駅北口から徒歩6分

金沢城の桜とロゼと女性の集い

2019年4月7日、新老人の会の「季節のしつらい講座」のメンバーの方々と、お花見ランチをジャルダン ポール・ボキューズで行いました。

 

旧石川県庁の県政しいのき迎賓館内のジャルダン ポール・ボキューズから、石川城の美しい石垣と桜、更に兼六園から続く桜並木を一望できます。大きなガラス張りのテラス席に集い、始めに桜のお話、花見の歴史や春のしつらいについてお話をさせていただきました。

 

 

桜(サクラ)の「サ」は、田畑の神である「サの神様」のこと。サの神様が春になって民のいる里に降りていらした際、鎮座なさるのが「クラ」。桜は神様の依代(よりしろ)なのです。

 

 

学問の神と言われた菅原道真が894年に遣唐使を廃止し、日本の国風文化が推奨される前まで、花見といえば「梅」でした。中国文化が入ってきた奈良時代の万葉集(4500首以上)には、「桜」の歌が44首に対し、「梅」の歌は三倍に近い118首ありました。

 

平安時代になり、日本独自の文化が発展すると、花といえば「桜」になります。当時作成された古今和歌集には、「梅」を詠んだ歌は18首程度に対し、「桜」を詠んだ歌は70首もあります。

 

花見団子の3色を考案したのは豊臣秀吉です。見た目も美しい花見団子は、今の時代にも続いています。

3色の並ぶ順番は上から順に。この三色の意味には、様々な説があります。


季節を表している説
・桃……桜の色なので春
・白……雪の色なので冬
・緑……新緑の色なので夏

季節を表しているのに“秋”が無いのは「飽きない」と「商い」をかけて、いくら食べても飽きない、だから商売が繁盛する。という団子屋のユーモアだという説もあります。
ちなみに京都の4色団子は、秋をあずき色(茶)で表しており、京都の商売人はお金(商い)よりも風流を大切にする、プライドを表しているそうです。

3色で春を表している説
・桃……桜・太陽
・白……白酒・残雪
・緑……よもぎ

暖かい日差しに雪が溶けだし、緑が芽吹き桜が咲き始める春の様子を団子で表現した説です。
白は雪ではなく、桃の節句で飲まれる白酒が表現されているという説もあります。京都ではあずき色は大地を表すそうです。

縁起の良い食べ物という意味を表している説
・桃……紅白の紅、運気を上げる色
・白……紅白の白 、清浄を表す色
・緑……邪気を払う色

 (・茶……運気を育む色)

ぜんぶおめでたい色なので、縁起のいい食べ物という意味になったという説です。

さらに、桜が咲く様子を表している説では、赤いつぼみがついた後、白い花が咲き、花が散った後は緑の葉が成長していく様子を表しているといいます。

また、早春の大地を表している説では、空には太陽、まだ少し残る残雪、その残雪の下には新緑が芽吹いているという大地の様子を表しているといいます。

桃・白・緑それぞれ、どんな味がするのでしょうか。花見団子は、もともと上新粉に砂糖を混ぜた“すあま”の白に、赤しそやくちなし、桜やよもぎで着色しています。よってそれぞれ違う味がします。桃色は桜餅風味、緑色はよもぎで草団子風味。一度じっくり味わってみてはいかがでしょうか。
 

さて、その秀吉が繁栄を謳歌していた絶頂期である1594年に開かれた「吉野の花見」では、大阪より運んだ1000本の桜が植えられ、5000人が召喚され、大変盛大なものでした。徳川家康、前田利家、伊達政宗といった、当時の有力な武将も多く呼ばれ、記録によると、花見は5日間続き、本陣がおかれた吉水神社(よしみずじんじゃ)では連日のように茶会、歌の会、能の会が開かれました。
しかも、各武将は変装するなど、現代でいうコスプレをして楽しんだといわれています。

史上最大級の「醍醐の花見」では、招かれた1300人の客に、3着の着物が与えられ、宴の最中に2度も着替えを命ぜられたといいます。衣装代だけで現在の39億円だそうです!

 

宴の席で前田利家正室「お松の方」の武勇伝があります。

記録に残るその日の輿の順は、1番目に北政所、2番目に西の丸殿(淀殿)、3番目に松の丸殿、4番目に三の丸殿、5番目に加賀殿、その後に側室ではない前田利家正室・まつ(お松の方)が続いていました。

宴会の席では、正室である北政所の次に杯を受けるのを淀殿と松の丸殿が争い(秀頼の生母として淀殿が優先権を主張したのに対し、松の丸殿は自身が淀殿の出身である浅井氏の旧主だった京極氏の出身である上、淀殿より早く秀吉の側室になっていた事を根拠に優先権を主張しました)、北政所とは家族ぐるみの長い付き合いのお松の方が「歳の順から言えばこの私。」と申し出て(まつは家臣筋といえど、この席では客人。客人をほうって於いて身内で順争いをするものではないと諌めました)その場をうまく取りおさめたというお話です。

 

江戸時代には、TV番組の暴れん坊将軍で知られる、8代将軍吉宗が「花見」による政策を行いました。

花見が庶民にまで広がっていったのは江戸時代の中頃、享保年間。徳川吉宗は倹約倹約で景気が下がっていた庶民に娯楽を提供する目的で、飛鳥山や墨田川沿いにたくさんの桜を植え、花見を奨励しました。
これを機に、朝からお弁当を作り、家族や近所のみんなで桜の名所へ繰り出し、三味線を奏でて歌ったりおしゃべりしたり、お酒を楽しんだりお弁当を食べたりする今の花見のスタイルが確立していきました。

 

江戸時代の歓楽街である吉原はさらに豪快でした。3月の頭から末までの短い間に、咲いた桜を根っこごと掘り出し、メインストリートである仲ノ町の通りの中央に植えて桜並木を作ったそうです。仲ノ町の通りの長さは約245メートル。一説には1回に100本の桜の木が植えられたとか。満開の桜の木の下を、華やかに衣装を纏った花魁が静々と歩く光景は、さぞや見応えがあったに違いないでしょう。
桜が散ったらまた根っこごと掘り出して、更地にするという手間のかけようだったようです。


江戸時代にはまた、品種改良も盛んに行われました。現在、日本のみならず海外にも輸出されているソメイヨシノは、江戸末期から明治にかけて品種改良されて作られた品種です。


明治維新により、大名屋敷は荒廃や凋落によって取り壊され、敷地内に植えられていた桜もことごとく伐採されてしまいました。それを憂いた人々の手により、桜の植樹は進み、現在の桜並木や桜の名所が生まれました。

そのおかげで、現在、私達はお花見を楽しんでいるのですね。

 

桜は外交にも登場します。外交のストーリーは映画化され「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」や「さくら、さくら サムライ科学者 高峰譲吉の生涯」で知ることができます。

ちなみに、2019年、アメリカ現地3月30日付のウォール・ストリート・ジャーナル紙のトップを飾ったのは、千鳥ヶ淵のお花見の写真でした。

 

折しも2019年4月1日には、日本で新元号が発表されました。

新しい元号「令和」の「」については、604年に聖徳太子が作った17条憲法の一つ目「和を以て貴しとなす」を思います。何事をやるにも、みんなが仲良くし、諍いのを起こさないのが良いということです。

 

 

辞書で調べると、【和】とは、

1 仲よくすること。互いに相手を大切にし、協力し合う関係にあること。「人の和」「家族の和」

2 仲直りすること。争いをやめること。「和を結ぶ」「和を講じる」

3 調和のとれていること。

 

とあります。

 

 

インターネットの発達により、グローバル化が急速に進む中、国際社会において、人々がお互いに妥協することなく歩み寄り、理解し合って、調和を保って行く事が大切と考えます。

 

私はインターナショナリストとして、「和魂洋才」を進めてまいりたく存じます。

 

 

講義の後は、日本で唯一のプロヴァンスロゼワインを専門に輸入するロゼレガンスのロゼワイン「リュミエール」と、スパークリングロゼ「フィーヌ・ピュール」を、ポールボキューズの素敵なお料理と共に楽しみました。

 

 

   

 

 

 

2020年に、再び桜と共に集えることを、心より願っております。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

 

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