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如是我聞(にょぜがもん)
如是我聞(にょぜがもん)
仏教で、経文の冒頭に置かれる言葉で「かくのごとく、我は聞けり(エーヴァム・マヤー・シュルタム)」.。
「かくのごとく われはきけり」と訓読みします。
「このように私は聞きました」という意味があります。経典中のお釈迦さまの言動を、経蔵の編集者とされる弟子の阿難が聞いたことを示す言葉です。
転じて、人から聞いたことをそのまま信じて疑わないことを示します。
「如是我聞」は佛教におけるお約束です。
『華厳経』『観無量寿経』『阿弥陀経』『唯摩経』『大日経』『薬師経』『金剛般若経』等々と、有名なお経の殆どは「如是我聞」から始まります。
俳句、習字、墨絵を長年楽しんだ祖母(髙木貞子)の作品です。
スタイリッシュな模様の生地を取り入れ、モダンな軸先の表具は「表具一式 岩崎精正堂(せいしょうどう)」表装師 岩崎正克(いわさきまさかつ)さんによるものです。
軸先は、京都清水焼の『麦わら』。