石川県日英協会主催「マーガレット・サッチャー回顧展」にて演出担当
朝から雨や霰の荒々しい天気の金沢。
昼過ぎから次第に晴れ間がのぞくように。石川県日英協会主催「マーガレット・サッチャー回顧展」(12月13日(土)、13時から16時まで)の間は運良く天候も穏やかに。
前日からの降雪予報の割には、予想よりもお客様が訪れてくださいました。
「きっとサッチャーさんが見守ってくれているんでしょうね」
と話していました。
大好きな彼女の言葉をテーマにしつらいをしました。
《1》
「自分以外で『こうなりたい』と思う人は誰ですか?」
という質問に
「そう アンナ・レオンオーウェンズでしょうか」
と答えた
『王様と私』のアンナ先生のことです
「使命感をもって難題に取り組んでいく彼女の生き方に私は共感します」
Margaret Hilda Thatcher
青春時代のオマージュ
愛読書ディケンズの二都物語やホイットマンの詩集
幸運の真珠とバッグ
《2》
家族は私にとって本当になくてはならないものです。
私たちはお互いに通い合っています。
家族に何が起ころうとも、私は家族のために存在するし、
どんな日にも家族は私のために存在するのです
家族についての質問に答えて
Margaret Hilda Thatcher
家族と大切な伴侶デニスとのオマージュ
首相官邸ダウニング街の日々、グレンファークラスなどウィスキーを好んだ
《3》
女性首相ではなく、イギリスの首相として私はここにいるのです
1979年6月 東京サミットにて
私は好かれるために首相をやっているのではありません
11年間の首相在任中
イギリスは今、鉄の女を必要としているのです
選挙演説
Margaret Hilda Thatcher
ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございます。
北陸の冬はイギリスと似ています。
鉛色の雲。長い雨。
我慢強い、アイアン・スピリットが育まれます。