活動報告
2014年 かなざわまち博 東山フレンチ柚餅子との饗宴
かなざわ•まち博2014
柚餅子総本家中浦屋の中浦政克社長のご協力のもと、輪島の丸柚餅子(まるゆべし)と、金沢柚餅子の柚雲(ゆううん) を食材に、東山ロベール•デュマの岩城シェフが素晴らしいフレンチのレシピを考えてくださいました。
和魂のワインは「日本人が活躍しているワイン」をテーマにNAKAIワインとドメーヌ•シュヴロのワイン。和魂の日本酒は地元の銘酒「天狗舞」と山中温泉かよう亭の梅酒です。
*「和魂」は、暮らしの中に和魂洋才、をテーマに活動する(有)WAKONNの、誇り高き日本への想いが込められています。
柚子の風味と柚餅子の様々な食感を、一皿一皿味わいながら、ワインや日本酒とのハーモニーを楽しんでいただきました。
日々の暮らしの中で役立てていただきたいワインや日本酒のお話しをさせていただきました。そして中浦社長からは、柚餅子のレクチャーをしていただきました。
金沢柚餅子「柚雲」は、映画「武士の献立」に登場する江戸時代の柚餅子の復刻です。加賀前田家の料理頭を務めた包丁侍•舟木安信が残した料理書を、金沢学院大学大学院の陶智子教授が翻訳。「柚雲」の名付け親でもあります。
薄く削ると、爽やかな風味のトリュフを思い浮かべます。
輪島の丸柚餅子は切り方や温め方、蒸し方で食事からデザートまで愛でることができる食材です。
チーズとのアレンジもお勧め(^_-)-☆
輪島塗の行商人が携帯食として、また訪れる先々への手土産として、広まったそうです。
各地に柚のお菓子「ゆべし」があるのは、そのためでしょうか、四角や平らなゆべしのお菓子に出会うことがありませんか?
でも、中浦屋の「丸柚餅子」は完熟した大きくて品質の良い柚子を厳選し、丸ごとひとつ使う貴重な逸品です。
柚子の皮が破れない寸前まで、中身をくり抜き、味付けした餅米を詰め、蒸します。始めは明るい黄色の柚子の皮の色をしています。それを半年ほど自然乾燥すると、艶やかな飴色の丸柚餅子になります。
日本人が活躍して出来ているワイン、石川県人が活躍して出来た柚餅子、日々活躍続けるみなさまと、素晴らしいひとときを過ごすことが出来たのではないでしょうか。
お腹も、心も、頭も満たされ、参加者、サービススタッフ、まち博の委員、シェフ、みなさんが、優雅な笑顔でいらっしゃいました。
みなさまに心より感謝しています。
来年の夏も、また皆様と杯を交わせますように♪
みなさまの素敵な夏をお祈りします。
*北國新聞8月9日27面に様子を掲載いただきました。