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活動報告

「いしかわ伝統工芸フェア2014(2/7~2/9東京開催)」にてテーブルコーディネート

201421517758.pngのサムネイル画像水道橋の東京ドームシティ・プリズムホールで2/7~2/9の3日間、
「いしかわ伝統工芸フェア」が開催されました。

首都圏では、石川県の様々な伝統工芸品を実際に見て触れて購入できるイベントとして定着。
今年で19回目を迎えます。

石川県の伝統工芸品36業種が集まる、唯一の催事。

初日、谷本正憲石川県知事が開会式で

「来春の北陸新幹線開業に伴い、駅、コンコースは伝統工芸をふんだんに活用してリニューアルします。
新幹線で気楽に訪れ、石川の伝統工芸やおもてなしの心に直接触れてほしい」

と挨拶されました。

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伝統工芸専門店が新商品を約100点を展示。
「おしゃれなハイカラ工芸」をテーマに公開審査と発表会が行われました。
ゲスト審査委員は、女優の大地真央さん。
大地さんのだんなさまは、世界的に有名な森田恭通氏。
石川県庁跡「しいのき迎賓館」にあるレストランの内装は森田氏が全てデザインしているとか。
食空間プロデューサー木村ふみさん、茶道家木村宗慎さん、婦人画報社編集長今田龍子さんらと共に、審査員を務めさせていただきました。

「いしかわ工芸ワークショップ」では、加賀友禅の手描き、九谷焼の赤絵付け、加賀蒔絵(まきえ)などが体験コーナー。
「百万石の菓子文化と老舗料亭お弁当広場」では、山中漆器の重箱に詰めた金茶寮のお弁当などが楽しめました。
「お茶席」では、落ち着いた雰囲気の中、お抹茶とお菓子がいただけました。
特別展「明治・大正のいしかわ工芸」は北大路魯山人愛用の山中漆器や「加賀蒔絵花唐草文銘々盆」の名品などが展示されました。

あいにく8日は45年ぶりの大雪にみまわれ、交通機関がマヒ。それでも初日の3分の1の来場者がありました。

私は「和菓子と器展(フリージア展示)」と担当しました。

テーマは「雪月花のしつらい 儚さと再生と」。

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祖母から譲り受けた石川の工芸を使い、石川県が開発した七色のフリージアで、
和菓子と器のテーブルをコーディネートをしました。

雪は降っては融け、月は満ちては欠け、花は咲いては散る。
その儚さと再生は、四季が豊かな日本の心そのものです。

いしかわの丁寧なくらしには、日本人の心のこもったおもてなしがあります。
2015年春には北陸新幹線が開業します。
多くの方に、石川県のおもてなしに触れて頂きたいと願っています。

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