夏のモンドールと呼ばれる『MANIGODINE(マニゴディーン)』
2025年7月19日(土)
暑い日が続いていますね。
昨日、岐阜県へ郡上踊りを観に出かけてきました。
写真:やなか水の小路(道に敷きつめられた玉石は町の名前に因んでその数8万個。長良川と吉田川の自然石です)
郡上踊りは、日本三大盆踊りのひとつで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
あいにくの雨でしたが、郡上踊りは雨天でもほとんど中止にならないのです。
踊り子たちはびしょ濡れになりながらも踊り続け、お囃子も途切れることなく響いていました。
明け方のことです。「カナカナカナカナ」と、ヒグラシが一斉に鳴き始めていることに気がつきました。
ヒグラシは暑さに弱く、涼しい時間帯に鳴く傾向があり、夕暮れ時に鳴くことから「日暮し」と呼ばれています。
しかし、空が薄明るくなる日の出前にも鳴くのですね。
人の気配が静まった郡上八幡の明け方、ヒグラシの荘厳な音色が、ひときわ神秘的に感じられました。
夏は、チーズの消費量が減少する傾向があります。
そんな季節におすすめなのが、「夏のモンドール」とも呼ばれるチーズ、マニゴディーンです。
ウォッシュタイプのチーズで、爽やかな風味と、とろけるような食感が特徴です。
本来、モンドールは秋から冬にかけて楽しむチーズですが、マニゴディーンは夏でも味わえる“モンドールのようなチーズ”として人気があります。
フランス・サヴォワ地方のマニゴ村で作られており、モンドールと同様に「エピセア(樅の木)」の帯で巻かれています。
もみの木の清々しい香りを楽しみながら、涼を感じてみてはいかがでしょうか。
《カットの準備》
《ストッパーを作る》
《カット》
《完成!》
さて、毎月末には「旬のチーズと季節のしつらい」を学ぶレッスンを開催しています。
奇数月の土曜午後クラスも新設されましたので、2か月に1度、チーズと暮らしの美しさを学んでいただけます。体験レッスンもございます。
チーズのある食卓を楽しんでいただきたいと願っています。
オンラインレッスンもあります。ぜひお気軽にお問い合わせください。
また、8月22日・23日には「かなざわ・まち博2025」の屋台大学を開催します。
22日に開催する「和魂洋才の夕べ 加賀料理とハンガリーワイン」、
のこり4席です(参加ご希望の方は、私へご連絡ください)。加賀藩家老・横山男爵邸跡地に建てられた料亭「石亭」にてハプスブルグ家ゆかりのワインをお楽しみいただく、食の知識、伝統、歴史、を学ぶ、特別なひとときです。
そして、9月7日には「ニコニコチーズパーティーin金沢」を武蔵が辻のMinn金沢にて開催します。2000年にチーズプロフェッショナル協会が発足して今年で25年。
それを記念して、選りすぐりのチーズ25種類をみんなで味わおう!というイベントです。「2525=(ニコニコ)」です。
国産チーズについて、またチーズのカット方法や盛り付けについてのミニレクチャーも行います。
お申込と詳細は、チーズプロフェッショナル協会のWebサイトからご確認いただけます。
レッスンやイベントに関するお問い合わせはコチラより。
【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】