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第26回 金沢大学附属高等学校同窓会にて和魂洋才フードペアリングをしました

第26回 金沢大学附属高等学校同窓会「同窓生と語る夕べ」にて、和魂洋才フードペアリング「日本酒とチーズのハーモニー」と題しお話をさせていただきました。

 

 

 

(写真は当日司会をしてくださった33回生吉村佳美様より頂戴しました)

 

〈チーズプラトー〉

  共働学舎のさくら(牛乳製/日本)

  サントモール・ド・トゥーレーヌ ロドルフ・アフィネ(シェーブルタイプ/山羊乳/フランス)

  カチョ・ディ・ボスコ(羊乳製/イタリア)

  フルム・ダンベール(青カビタイプ/牛乳製/フランス)

  セージ・ダービー(セミハードタイプ/牛乳製/イギリス)

  モンドール(ウオッシュタイプ/牛乳製/フランス)

 

〈日本酒〉

吉田蔵 純米大吟醸

手取川 大吟醸 古古酒

手取川 Yasu special Edition 山廃純米大吟醸 無濾過原酒

 

チーズは6タイプ別、4か国から、3つの乳種を揃えました。

日本酒は、先輩の吉田酒造様から協賛いただきました。
純米とアルコール添加の違い、山廃酛の特徴を捉えました。

 

ペアリング(相性)は、文化や遺伝、認知メカニズムも関わってくるため、人それぞれの解答があってもよいと思います。答えは一つとは限りません。

日本酒3種類のテイスティングをしながら、6種類のチーズとのペアリング(相性)を、各自で探してお楽しみいただきました。

 

私からは、以下のペアリングをお勧めさせて頂きました。

華やかで上品な味わいの吉田蔵には、優しい桜の香りでシルキーな生地の「さくら」や、ハーブの香る「セージ・ダービー」。

低温で3年間熟成したも古古酒には、優しい青カビの「フルム・ダンベール」やトリュフの味わい深い「カチョ・ディ・ボスコ」。

次期蔵元のYasuyuki Yothidaさんの挑戦する、伝統の技と新しい感性のフレッシュ&ジューシーな山廃には、ロドルフ・ムニエ熟成の「サントモール」や、優しいウオッシュタイプの「モンドール」。

今回のモンドールは、トロトロというよりは、ムチムチしていたので、熱を加えて、古古酒に合わせたいと思いました。

 

 

恩師の滝野先生、山本先生が参加してくださいました。高校二年の時、アメリカ留学を許可してくださった先生。当時、高校留学は少なかったので、先生方には、大変お世話になりました。

 

帰国後、三年生に編入させて頂き、43回生として附属高等学校を卒業させていただいたのも、先生方のおかげです。

 

現在、金沢大学附属高等学校は、グローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、もって、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的とした「スーパーグローバルハイスクール」に指定されています。

 

参考:http://www.sghc.jp/

 

「同窓生と語る夕べ」に参加させて頂き、改めて附属高等学校の教育への情熱を感じました。

 

金沢附属高等学校同窓会会長、吉本史宏様には貴重な機会を賜わり、深く感謝しております。

 

素晴らしい諸先輩方と、様々なフィールドで活躍されている同級生、後輩の皆さまと、あたたかいひと時を過ごさせていただきましたこと、心より感謝申し上げます。

 

当日3月9日は父の誕生日でもあり、10回生の父と16回生の母も同席しました。

 

「いつの日かお国に恩返しをする」DNAが備わっている気がしています。「和魂洋才」をテーマに、故郷の金沢と、世界との橋渡しを担えるように、精進してまいりたく存じます。

 

 

 

 

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