活動報告
「世界最優秀フロマジェコンクール」石川県の伝統工芸とチーズのコラボレーション
6月7日から9日までフランスの中西部の町、トゥールでチーズの乳製品の見本市「モンディアール・ド・フロマージュ」が開催されました。
メインイベントは「世界チーズコンクール」と「世界最優秀フロマジェコンクール」。
その「フロマジェコンクール(「フロマジェ」とはチーズのスペシャリストのこと)」に出場しました。
昨年末に一次審査があり、世界から12名が選ばれました。
6月6日の前日、選手はトゥールのコンベンションセンターに集合し、7日の試験に必用な副食材をマーケットで購入することから始まります。
7日の試験は朝9時から17時まで一日中。言語はフランス語または英語のみ。
舞台上で観客が見守る中、料理二品、大小のチーズプラトー制作、チーズの彫刻といった5つの課題を4時間内でこなしたり、英語のスピーチや筆記試験、テイスティングやチーズカットの試験がありました。
石川県の伝統工芸とチーズのコラボレーションをテーマに課題に挑みました。
入賞はできませんでしたが、大きなプラトー作品には「Magnificent!」と評価を受けました。この貴重は経験を命の輝きとして、今後に活かせるよう、さらに精進いたします。
コンクール前日、選手はトゥールの市場で副食材を制限時間内に予算150ユーロ内で購入
道具類も日本から持参
日本から大切に運んだ三良坂フロマージュのチーズ「カレ・ド・ラヴァンド」を、ジャッジの前でプレゼンテーション
世界から集まった12名の選手たち
祖母の形見の輪島塗と、叔父の形見のグラスにチーズの料理を作成
「チーズの彫刻」の課題
100cm×100cm×100cm内にチーズを用いたディスプレイを作成